蕾枯 BPM=154


-瞬雷恋蕾-

強がる事でしか今は 貴方の傍に居られなくて
泣き崩れる執着なんて見せたくなくて
硝子越し覗いた雫 春雷が降り注ぐ夜に
貴方が不意に溢す予感 耳を塞ぐ

愛に育つ程 戸惑いから目を背けた
夏の嵐の度 枯らした 素直じゃない日々よ

愛しい背中にはもう二度と届かない恋心でした
叶うならどうかこの胸を切り裂いて忘れさせてよ

ほら 鮮やかな忘却に心 奪われて飛び立つ姿を
歪な嘘で見送ったのは 私の方で……

-瞬雷恋蕾-

強がる事ですら今は 上手く振舞えない私ね
可愛い我儘の一つでも言えたなら違ったのかな……? 
静かな夜の筈なのに 春雷は激しさを増して
氷が融けた様な不安 瞼閉じる

愛に気付く程 盲目に肩を抱かれた
冬の夜更けの空 解れた 色を見失う糸よ

優しいあの手にはもう二度と重なる事のない指に
強く牙を立てて滲む 赤い残り香すら憎くて

ほら 鮮やかな忘却に心 奪われて見下ろす景色に
2人が行き着く事のない理想が咲いてる

届かないのに他愛無い日々は残酷なくらいに
綺麗なまま 根を張っている

空虚に暮れるのを最後に行き場を失う恋でした
叶うなら思い出の中で忘失に眠らせて欲しいの

ほら 貴方に貰った言葉は 溢さずに連れて行くからさ
ただ一つこの手に残った 証明だから
ほら 鮮やかな忘却に心 奪われて飛び降りる様を
優しく見送って下さい 愛しの蕾枯

-瞬雷恋蕾-

「Still, I didn't regret lovin’you」

-蕾枯-

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蕾枯 / 初音ミク

閲覧数:37

投稿日:2024/09/06 22:25:43

文字数:658文字

カテゴリ:歌詞

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