11.空白季説

回旋秒針 僕は何処へ向かおう
刻んだ事も無いんだ知らないんだ

燥ぎたい事もあるんだ 
まるで烏賊の遊戯の様にイチから進もう
この場で空白季説をこれから唱えます。 

小さな声を絶やさず出したこの街で

踏み躙られた歌声でも
息を吸って「ここにいる」と「存在」を叫んだ
白い季節を染めて
青く赤く、いつか君の眠る場所で笑いたいんだ


回旋秒針 届かない憧憬
失う光 消えゆく僕は何処へ

馬鹿みたいに喚いていた
一滴残らずに泣いていた
全てを空にしながら
空白季説を再び唱えます。

か弱い歌声でも
絶えず謳い遠い星に届く事を信じた
白い季節は白くて青く赤く染められずに
僕は取り残されていった

戻れないのに世界は廻っていく


何も伝わらないんだ
溢れさせた未来さえもこの手で掴めずに
白い季節を見つめて
青く赤く染めてみるよ
時は動いている

踏み躙られた歌声でも
息を吸って「ここにいる」と「存在」を叫んだ
白い季節を染めて
青く赤く、いつか君の眠る場所で笑いたいんだ
さよなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

11.空白季説

空白季説

閲覧数:281

投稿日:2015/11/08 16:59:16

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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