「華燈~hanabi~」
(0S)
きらって咲いて ぱって散った
夏の花 ひとひら
短すぎる風の夜に
ひとり 秘か開く
(1A)
君の「綺麗だね」って言葉を
ホントは期待してた
だけど 足早なその背中が
ちょっぴり寂しかった
(1A')
二人 着慣れない浴衣姿
人混みに流されて
そっと抱き寄せてくれた横顔
ホントはずっと見てた
(1B)
照らされた残像が揺れる
川岸の蝉時雨
氷菓子の後味は甘く
青く 蒼く 淡く
(1S)
きらって咲いて ぱって散った
夏の花 ひとひら
短すぎる風の夜に
ひとり 秘か開く
(1S')
もう後戻り出来ないなら
行けるとこまで行く
君が傍にいてくれるなら
何も怖くはない
(2A)
今日はいつもよりほんの少し
綺麗に見えるように
君は気付かないみたいだけど
艶色(あでいろ) 紅唇(べにくちびる)
(2B)
照らされた残存に揺らぐ
星空は瞬いた
氷菓子のひとくちは淡く
青く 蒼く 甘く
(2S)
ひらって咲いて さって消えた
夏の夜 ひとひら
身体中に刻むように
ふたり 秘か開く
(2S')
もう後戻りしたくないの
果ての果てまで行く
二人 そっと微笑んだなら
何ももういらない
(S)
光って咲いて 去って行った
夏の花 ひとひら
終わりのない風のように
はらり 秘か開く
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