「さよなら」を言って キスをしたけど
なくなる温度に 涙が出た

屋上の片隅 もう一度だけ、と
そっと願ったとき 指が触れた

困ったように 微笑む君が
幸せそうに見えたの
「笑って」なんて 君が言うから
霞む視界が直らなくて


「さよなら」の先は 誰もいなくて
本当の意味に 心が泣く

街角を揺らめく 穏やかな影を
なくしていく日々に 目蓋閉じた

困らせてると 分かっていても
他に言葉が出なくて
行かないでって 縋る私を
優しく叱っていてよ


君のいない世界のなか
眠ることが怖かったの


薄れゆく奇跡に 約束を添えて
手向けの笑みで染め 見送るから

困ったように 微笑む君に
幸せだったと言って
少しの涙 伝う頃には
光の粒がただ舞うだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

指先の温度(曲有り)

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閲覧数:190

投稿日:2012/01/21 00:42:58

文字数:328文字

カテゴリ:歌詞

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  • 津川 深

    津川 深

    使わせてもらいました

    はじめまして、津川です。
    歌詞のご応募ありがとうございます。
    歌入れ完了しましたのでご確認ください。
    http://piapro.jp/t/5BUM

    2012/01/21 07:34:41

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