あの退屈で当たり前な日々が幸せだったなんて。
よくTVとか本とかで、失ってからその大切さに気付くって言ってるけど正直大したことないだろうと思ってた。
けどそれは本当だった。
リンやミク姉と過ごした当たり前の日々。
くだらないことで笑ったり喧嘩したり、たまには泣いたり。
ずっと3人一緒に過ごしてきたのに、急に僕だけになるとどうしようもなく不安だ。
なにをすればいいのか。なにを支えにすればいいのか。なにを楽しめばいいのか。僕にはなにもわからない。なにも。
リンとミク姉は僕の新生活を応援してくれているから僕もそれに応えようと、連絡を取り合うたびに強がって「大丈夫」って言って・・・そんな自分が嫌いになってしまいそう。
ここでは僕はずっと独りだ。新しく知り合った背が高くてアイスが大好きな青年やクールがかった桃色の髪の女性とか、表面上は今までと変わらない。普通にやっていけてる。
でも・・・でも、僕の中にできた大きな穴が埋まらない。
独りぼっちで過ごす時間はひどく悲しい。口を開くこともなくなってしまう。ちょっとした冗談を気兼ねなく言える相手すらいない。孤独だ。寂しい・・・寂しい。
一緒に過ごしていたときは口うるさく感じたリンの愚痴や、いつも必死に歌を練習していたミク姉の歌声が今無性に懐かしい。今すぐ逢えたらいいのに。逢いたい。
逢って、特になにをすることもないと思うけど、逢えるだけでいい。
今の僕の願いは、あの騒がしい家の扉を開けて「おかえり!」って言ってほしい。
それだけ、たったそれだけなのに・・・なぜこんなにも遠いんだろう。
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