孤独なこの景色を
吹き響く透明な息吹
蒼い雫となる
風
誰にも知られない
ただひとつ彷徨い
何処までも流れゆく
詩(ストーリー)
その声は ひとひらの
渇いた 花びらのよう
美しさ 保ってた
死んだ色
その姿 ひとふきの
乾いた 草原のよう
誰にも 愛でられない
謡(ものがたり)
聴こえないその謡に
耳をそばだててみても 届くのは
悲しげな
透明な音だけ…
伝わらないその音に
声を伸ばしてみても 奏でるのは
寂しげな
清んだ旋律だけ…
それでも風の謡は 響く
孤高なこの世界を
掻き分ける清らかな調べ
白い涙となる
風
誰にも解らない
ただ何処までも翔ける
何時までもせせらぐ
唄(そらごと)
その声は 鳥のように
空を統べ やがて消える
その事実 知っていて
なおも謡う
その響き いつかどこか
届くよう 祈ってる
誰にも 知られない
唱(フィクション)
聴こえないその謡を
耳をそばだてて祈り 「届いて」と
切なげな
透明な想い込め…
伝わらないその音を
声を伸ばして願う 「奏でよう」と
泣きたげな
澄んだ餞と供に…
風の詩謡いは 翔ける
失われたもの 亡くしたもの
それらがまた 芽吹くよう
祈り 謡い 風となり
失われたもの 亡くしたもの
それらがまた 響くよう
奏で 鳴らし 風となる
聴こえないその謡も
耳をそばだててみれば 届くはず
夢を見る
透明な音が…
伝わらないその音も
声を伸ばしてみれば 奏でるはず
共鳴の
清んだメロディが…
RaRa Ra RaRaRa Ra
LaLa La LaLaLa La
Ra…Ra…RaRaRa Ra…
LaLaLaLaLa… L……――
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