目を開くとそこは
何もなかった
ただあるのは
枯れかけた木と
崩壊した建物
空は闇に包まれ
歪んだ月だけが
ゆらりゆらり浮かんでいた
握った砂が
手の中から滑り堕ちた
ここにはきっと
希望はなくて
切望だけが
浮かんでは消える
夢は幻想で
現実は理想
そうなっていれば
こんなとこに来なくても
良かったのに
全てがあって
全てなくて
何もかもを得て
何も得てなくて
矛盾があって
矛盾がなくて
夜と朝で
闇と光で
モラルとインモラルで
理想と現実で
完全と不完全で
全て果てしなくて
全て果てていて
全て導体で
全て不導体
全て終わってなくて
全て終わっていた
そんな不条理な世界
不純で混沌だけの世界
この世界はもう
終わっている
狂いすぎている
終わりすぎて
終わりがなかった
痛みがありすぎて
傷みすぎて
悼んでいた
この世界
見渡しても
手を握っても
涙を流しても
ただ虚しいだけだった
もう何もわからない
目を閉じた
もう終わりだと信じて
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おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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悲しいから歌った。
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kurogaki
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同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
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時給310円
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ずっとずっと待ってるまま
自分からは踏み出せないままで
1人で生きられるのに...短針
すいさい
English
My adorable sweet Miku
It’s been two years since you started to captivate my heart
You worked so hard
But eventually you did it
You reached th...The fourth poem I wrote for Hatsune Miku
Miku and Mikune
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でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
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「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
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