【 注 意 】
この小説はmothy_悪ノP様の「悪ノ娘」、及び「悪ノ召使」の二次創作です。
原作者様であるmothy_悪ノP様には全く関係はなく、また本来のmothy_悪ノP様の構想とは異なっていると思います。つまり私の勝手な妄想です。
勝手に創作する事をお許しください。何かあればすぐにでも消します。
原作者:mothy_悪ノP様
・「悪ノ娘」http://piapro.jp/a/content/?id=sjgxgstfm2fg2is4
・「悪ノ召使」http://piapro.jp/a/content/?id=ktapoh00jbyf60v3
生まれたときから、私の運命は決まっていた。
待ち焦がれた後継ぎの誕生に、国中で豪華絢爛なパレードが催され、贅の限りを尽くした祭りが行われた。
この時すでに国王は初老と呼ばれる年齢に差し掛かっおり、私が生まれた後にはついに子供は生まれなかった。
ただ1人の後継ぎの私。
大事に大事に育てられ、世の中に醜い事は何一つ触れることなく、煌びやかな日々だけに浸かり、それ以外の世界があることも知らずに育っていった。
母上が倒れ、治療の甲斐もなく余命を宣告された。
父上は相変わらず新しい愛人にしか目をくれず、たまに来ても私だけを可愛がり、母上にはまったく目をくれない。
数人の召使だけが母上を心配してくれた。
私もずっと母上と一緒にいたかったのだけれど、王女としての日々を過ごす事を父上や大臣達から命じられ、一日のうちに母上と一緒にいられる時間は、就寝時間のごく僅かだけだった。
「王女はいつも笑顔でいること。いつもいつもそう言われるのよ」
母上の寝ているベッドの横に、何度も頼み込んでようやく私のベッドを置かしてもらえた。
こうやって並んで一緒に寝るのは初めてだったので、母上が病気だと知っていたけれど、はしゃぐ気持ちは抑えられなかった。
「みんないつも私の欲しい物をくれるの。だから言われなくても笑顔は作れるわ」
返事を返すのも辛いはずなのに、母上は子供が話すとりとめのない話を笑顔でじっと聞いてくれた。
「でもね、一番欲しい物は誰もくれないの」
「あら、そうなの?みんなリンが大好きだから、言えばきっとくれるでしょうに」
欲しい物はなあに?と母上は聞いてきた。
「……きょうだい」
「え?」
「いつも来る召使の子たち、みんなきょうだいがいるのよ!みんないるのに私だけいないの。きょうだいにしか分からない事とか話してとても楽しそう」
「リン……」
「父上に言っても、困った顔をされただけだったわ」
父上の周りにいた女の人たちは、そんな私を見て笑っていた。小さい私はその笑いの意味は分からなかったけれど、すごく嫌な気分だったのは覚えている。
「……リン。これからお話しすることを秘密にするって約束できるかしら?」
「え?」
キョトンとする私に、母上は起き上がるのもつらいのに体を起し、わざわざ私のベッドに入ってきた。
「父上にも、大臣にも、他の誰かにも言ってはいけない母上との秘密よ。リンには守れる?」
母上との秘密。たった二人だけの秘密。
私は大きく頷いた。たった二人だけの秘密なんて、嬉しくて誰かに話すなんて言われなくてもしたくなかった。
「絶対に守るわ。私は嘘はつかないもの」
「そうね。リンは嘘はつかない良い子ですものね」
そう言って微笑んだ母上は、そっと私の耳元でこう言った。
「あなにはね、双子の弟がいるのよ」
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もっと見る※この小説は悪ノP様の「悪ノ娘」「悪ノ召使」の二次創作です。
悪ノP様とは一切関係ありません。
また、私の勝手な解釈による二次創作ですので、その辺をご理解した上で読まれますようお願いいたします。
悪ノP様から削除してほしいとの意見があった場合のみ削除いたします。
原曲
「悪ノ娘」http://pia...悪ノ物語2
あさぎ
※この小説は悪ノP様の「悪ノ娘」「悪ノ召使」の二次創作です。
悪ノP様とは一切関係ありません。
また、私の勝手な解釈による二次創作ですので、その辺をご理解した上で読まれますようお願いいたします。
悪ノP様から削除してほしいとの意見があった場合のみ削除いたします。
原曲
「悪ノ娘」http://pia...悪ノ物語1
あさぎ
※この小説は悪ノP様の『悪ノ娘』『悪ノ召使』を聞いたおかしな人が書いた私的解釈による二次創作です。
悪ノP様とはもう本当に一切関係ありません。
それをご考慮の上ご覧下さい。
また、当然ではございますが悪ノP様から削除しろとのお叱りがあった場合は削除いたします。
原曲
『悪ノ娘』http://piap...悪ノ姉弟
すけきよ
※初めに
悪ノP様の「悪ノ娘」「悪ノ召使」の虜になってしまいました。
もう何度これを聞いて枕を濡らした事か…。
というわけで自己満足でしか無いのですが小説にもならない小話のようなものを書いてしまいました。曲中のシーンです。
大半が自分の中の妄想なので既に書かれている方々のとは若干違いますが…。
原作...悪ノ~シリーズ二次創作「哀しい嘘」
水梨
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薔薇の棘 へし折る鋼鉄の手袋を
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足りない こんな赤じゃ 足りない
剣(つるぎ)より鋭い瞳で...赤のメシア -Like D'Arc-
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クリプトン学園中等部では期末考査真っ最中で、生徒は皆頭を抱えているが、下旬に始まる中体連の準備に追われている生徒たちは、もっと頭を抱えている。勉強しなければ高等部への進学は難しくなるし、練習しなければ大会は後悔の大海だ。記録か、成績か。なかなか二兎を追うのは難しいものだ。
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petnoka
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