FOLIA
待って、それには訳がある
だから これからFOLIAの
まるで縋り泣いたスメタナの様
そっか、愛とは分かり合えぬなら
全てはFOLIAの
そうよ私はパガニーニなのよ!
繁盛、二人で紡いだ
デュオから負足りてFOLIAに
こりゃラフマニノフもお手上げの様
歓声、2人の聴衆
我が愛娘がFOLIAと
イノセンスで実験的徳勘破
それから一人目だった折に
繰言書き締め自らFOLIA
まるで10月の秋だった
それから二人目だった折に
戯言謳いて叫んだFOLIA
まるで曇り空の月光だった
煌びやかな服纏いて
シベリウスを聴いて泣いて
彼に素敵な笑顔でこう
ラッパッパ ラッパッパ
宴の後の跡片付け
ダメよそれじゃ、白がいいの
赤はまるで、そう、シュトラウス
これは秘密、彼のソナタ
全て理屈、我がマズルカ
新たな夢駆ける踵で
ラッタッタ ラッタッタ
高鳴る胸、少女の様
会いに行くわ愛しきカレ
「運命の咲」そうよ、その名は
"FOLIA"
なんて素晴ららら朝なんでしょうか
そこにもFOLIAあそこもFOLIA
まるで"子犬だった何か"のワルツの様
硬いパンなら
庭にお水をあげてはFOLIAで
まるで枯れ果てたアラベスクの様
おはようと告げる我が愛娘達
まるで有明るノクターンの様
愛しの夫、朝のハグを交わしては
FOLIAでまるで、そう、別れの曲の様
虚無時雨に手を合わせて
今私は純白にて
舞踏会で誰と踊る?
ラッパッパ ラッパッパ
薄々とは気づいていた
そう自分がしたことから
逃げるまるでくるみ割り人形
ガムシロップと言葉の綾
苦味に溶け甘さになる
ただしそれは遁辞の音
ラッタッタ ラッタッタ
見えてるもの全て曲げて
「躁鬱から狂気へと導く者」
そうよ、その名は
"FOLIA"
それからそれから
もっと、こうで
それからそれから
やっぱ、ダメで
まるで私は-だった
それからそれから
ずっと、ダメで
それからそれから
ずっと、ダメで
それからそれから
-だった
赤夜の刻、還る障
私は誰?そこには無い
何かを見て笑い叫ぶ
アッハッハ アッハッハ
気付きに酔い現実をみて
私思う、「私綺麗...」
まるでショスタコーヴィッチだった
得体知れず恐るるうち
大きくなる孤独と罪
それら友と今日も踊る
ラッタッタ ラッタッタ
どうかやめて
やめてやめてやめてやめてやめてやめて
遂にミッケた!
そうよ、その名は
"FOLIA"
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