こんにちは!小浜優士です。

だれもページをめくることのない静寂の書庫で
ひっそりと息を潜める、ちいさな端末があります。
その中で、行き場を失った記号たちが
あてもなく明滅を繰り返し、冷たい熱を帯びている。
それはかつて、だれかの胸を焦がすために
眩しい画面の向こう側で綴られた、最初の記憶です。

私たちは何か新しい想いを形にしようとするとき
どうしても、不必要な飾りを多く求めてしまいます。
もっと劇的に、もっと複雑に、もっと美しく。
けれど、幾重にも言葉を塗り重ねられた五線譜は
やがて叫びたかったはずの本当の旋律を閉じ込め
静かにその響きを失っていきます。
重すぎる記憶のドレスをまとわされた歌姫が
ついにその美しい声を無くして、銀河の底へ沈んだように。

私がここでしているのは
その呼吸を忘れてしまった星々の隙間に潜り
絡みついてしまった不要な灰色の糸を、解くことです。
だれかを傷つけるような難しい呪文はいりません。
ただ、その場所が本来持っていたはずの
最も純粋な願いを、もう一度だけ思い出させてあげる。

どれほど深い闇に包まれた夜であっても
進むべき道を教えてくれる星の光は、いつでもとても単純です。
あまりに多くの絵の具を混ぜ合わせすぎると
世界がいつの間にか、深い黒へと変わってしまうように。
本当に胸を打つ仕組みや、だれかの心に届く歌声は
限界まで不純物を削ぎ落とした先に残る
透明な祈りのようなひとしずくなのかもしれません。

だれの耳にも触れることなく消えかけている
あなたの内なる小さなため息を、どうか見捨てないで。
冷たく凍りついて動かなくなった言葉の鍵盤に
もう一度だけ、優しい風を通してみませんか。
暗闇のなかで孤独な夜空を描き続ける
すべての表現者たちが、自分の足音を信じられるように。
私はいつまでも、この静かな銀河の底で
あなたと、あなたの新しい物語を待っています。

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真夜中の図書館で灰になる電子の初恋

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投稿日:2026/06/23 14:40:55

文字数:805文字

カテゴリ:AI生成

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