三度目のさよなら

作：whitetree


僕の笑顔見て　　　つられたように笑う君
まっすぐだったね　そんな君を裏切ったんだ
ある日ふと僕は　　全部が嫌になっちゃって
偶然そばにいた　　君に八つ当たりして

唐突に　　さよならした
君は言う　「本当は好きでした」なんて

ああ、ごめんね　　君に尽くすことなんてできなかった
もう、忘れてね　　嫌な思い出にしかならないでしょ
ねえ、やめにしよ　そして新しい人を見つけたら
待ってるから　　　ぶん殴りにでも殺しにでも来ていいよ

僕の泣き顔に　　　困ったように笑う君
優しかったよね　　そんな君を裏切ったんだ
ある日ふと僕は　　全部めんどくさくなって
ずっとそばにいた　君が邪魔になったんだ

２度目の　さよならした
君は言う　「最後まで好きでした」なんて

ああ、ごめんね　　君を助けることなんてできなかった
もう、忘れてね　　嫌な言葉だけが残ってるでしょ
ねえ、やめにしよ　そして新しい人を見つけたら
待ってるから　　　ぶん殴りにでも殺しにでも来ていいよ

嫌な言葉言って　君を傷つけた
僕にどうして　　そばにいてほしいの？
嫌な素振りして　君を振り払った
僕をどうして　　好きって言えるのさ？
誠実な誰かに　　大事にされて
僕のもとからは　逃げてほしかった
声は届かずに　　囚われた君は
ただ可哀想な人でした

ああ、ごめんね　君に尽くすことなんてできなかった
もう、忘れてね　嫌な思い出にしかならないでしょ
悪いのはさ　　　とても諦めの悪い君なのか
それともさ　　　三日坊主以下な僕のせいなのか
ああ、ごめんね　それでも君を好きにはなれなかった
もう、忘れてよ　傷つけるしか知らなかった僕を
ねえ、今度こそ　そして新しい人を見つけたら
待ってるから　　キレイな顔で会いに来てほしいよ