「-----はぁ…」

今日も私は、この都の中で一番高い建物から、この都を見降ろす。

この建物は、時計塔だった。
昔はこの時計塔の下でよく祭りがおこなわれていたものだ。
そして、この都の象徴ともいえるものだった。

だが、今は…この都で一番、ボロボロだ。
まるで、積み上げられた積み木のように、崩れそう。

「なんで、かな。」

私は毎日、考えている。

人間達が生み出した争いの理由を。
人間達が生み出した武器のことを。

何故、私が意思を持ったのかを。

「なんで、か………っ!」



『まだ生き残りがいるぞーーーー!!打てーーーーーーーーー!!!』


「っ!!…………いっ、やあぁっ……!!」

また、人が生み出した武器によって、人が殺される。
また、人が生み出した武器によって、争いがおきる。

「なんで……どうして……!!」
人じゃなくても、みんな生きている!
貴方達が今踏んでいる土だって、生きている!
貴方達が今踏みつけた花だって、生きている!

「人間には、わからないn「わからないわよ」…え?」

後ろから、声がした。
振り返るとそこには、私と同じ、人ではない、何かがいた。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

迷的サイバネティックス

書いちゃいました。
もうこの曲大好きすぎて…!!

本当に自己解釈なんで、かるーくみてやってください。

閲覧数:311

投稿日:2012/03/12 22:29:58

文字数:502文字

カテゴリ:小説

オススメ作品

クリップボードにコピーしました