生あるうちに (Old Mother's Song)

投稿日:2019/04/02 05:57:35 | 文字数:597文字 | 閲覧数:35 | カテゴリ:歌詞

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制作中のアルバムの詩を先行公開しました。
2010年末に突発性難聴を患い、回復後は低音感音性難聴の繰り返しで、詩と曲は書いていたものの入力ができず、音楽から遠ざかっていました。
ようやく少し回復してきたので、7曲入り2nd.アルバム、7月上旬発売を目指しています。

アルバム「高天原 ~美しい故郷の、美しい歌~」

この地に生まれる喜び、この地で逝く悲しみ。
死を描くことで起ち上がる生。此岸と彼岸を陸続きにする、こころみ。
宇宙時代の、新しい唱歌。

(1) 日本の、光り。(Hopeful Colors in Japan) / ピアプロ、YouTube、ニコ動で公開済み
(2) 時鳴川 ~ときなきがわ~ (The Cyclic Flow)
(3) 生あるうちに (Old Mother's Song)
(4) かなしみのない世界 (The World Lost Sorrow)
(5) オパールの海 (The Opal Universe)
(6) 木漏れ日のかたち (One-time Figure)
(7) 高天原 (TAKAMAGAHARA)

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TEXT
 

■ 生あるうちに / Old Mother's Song

<作詞:2015年、作曲:1975年>

~介護者の心が鎮まるよう願って~

生きてこそ会えるから
我儘ききましょう

生きてこそ触れるから
苦しみ包みましょう

遠いまなざし
桜並木に
きれいと言った
たしかに言った

変わらない日々のなかで
喧嘩をしては笑い合いましょう

風になびく
雲の行く先
追って追って車いす行く
知った町、知らぬ道

ゆるやかに流れゆく時に
こどものころの故郷を想う
「太鼓の音よ」
響く気がした
明日は祭りね

---

生きてこそしたためる
手紙を書きましょう

生きてこそ装える
色をまといましょう

嘆き疲れた母の歴史に
祖母の面影
垣間見えても

深く眠る記憶は
楽しい今で覆いましょう

泣きたかった幼い母は
靄の中に薄らぐように
喜びはそのままに

おだやかに繰り返す日々に
私を背負う頃に戻った
あのころいちばん幸せだった
産んでよかった

---

風景じゃない
歳月じゃない
母のいる場所 そこがふるさと

---

小さくなった
丸い背中が
子守唄を
口ずさんでる

いつか時満ちるまで
許し許され語り合いましょう

一生懸命育てたけれど
やり直したい 二回生きたい
ごめんなさい
許してね

さかさまに流れゆく時に
私が母で、母は子になる
生まれ変わって繰り返すなら
親になろうか

詩想と音韻をたいせつにしています。
著書・連載多数、日本語のライターです。自主レーベルでアルバムを出しています。

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