【異世界トワイライトに儛う】

拙(つたな)い程に響くメロディー
擦れゆくその声が
いつの日にか潰(つい)える時
この手に触れる

藍(あい)と燈(とう)の狭間(はざま)に染まる頃に目覚める
そうだね、そうだよ 日々は巡り
嘯(うそぶ)いて 咽(む)せ返って
「もう飽きたんだよ」
もう飽きたんだよ 君は思う

この瑣末(さまつ)な体(てい)が失われても
掉尾(とうび)はいつも同じ様で
揺れる 揺れる
汎論躍起(はんろんやっき)静寂(せいじゃく)も 
踊るよ

拙い程に響くメロディー
擦れゆくその声が
いつの日にか潰える時
この手に触れる

 問いと答(とう)の合間(あいま)を塞ぐ様に告げられる
もうだめ、そうだよ、日々は途絶え
朧(おぼ)ついて、蹲(つくば)って
「もう飽きたんだよ」
もう飽きたんだよ、君は思う

この瑣末(さまつ)な体(てい)が 体が失われて

空の色 街の音(ね)馴染みない言葉も
到頭(とうとう)に色褪せて
一歩さえ踏み出ず

この瑣末な過程は決められていて
掉尾はいつも同じ様に
憂(うれ)う 憂う
汎論躍起、静寂も 
散りゆくよ

拙い程に響くメロディー
擦れゆくその声が
いつの日にか潰える時
この手に触れる のは 誰

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

異世界トワイライトに儛う

閲覧数:443

投稿日:2016/11/11 23:11:31

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました