気が付けば朝が溶けていて
光だけの面倒くさい世界だ
思い通りにならないカラダ中
意味の無い涙だけがふたしずく

音のない時計に替えたって
時間が止まるわけじゃないのに
叩き壊す気力も腕力もなくって
また同じように全部溶かしてく

カレンダーの外側に自由があるとか
世界地図の裏側に真相があるとか
1ミリも動かないはずの頭の中には
下らない景色を写しては燃やしてく

残念なのはまだ現実に残る私


紐解けば夜は逃げていて
心だけの面倒くさい世界だ
期待通りにならない自己中
価値の無い言葉だけがふたつむぎ

色の無いペンに替えたって
嘘つきへ変わるわけじゃないのに
投げ捨てる勇気も覚悟もなくって
ただ終わるように術が飲んでいく

ラベンダーの香りから過去を見るとか
古い額縁をずらしたら暗号があるとか
1ナノも途切れないはずの鎖の隙には
味気ない遺影を宿しては紛れてく

残忍なのはまだ現実を見てる私


ひとたび上を向いてしまえばほら君も
そこを目指さなきゃいけなくなるんだろ?
目を閉じて俯いて歩けば良いんだ
翼だと思っていたものも消えるだろう

水たまりに映る月も虹も雷だって
アルバムを開かなければもうそこに無い
観念したようにセピア色の時間が爆ぜる
錆び付いた血液を脈の弱い心室を


クレンザーで研磨した原形無い意識や
細く伸びて先が見えぬストローだとか
ひとつぶの違いもないはずの砂漠の砂には
朽ちてない波形を剥がしては身を焦がす

辛辣なのはまだ現実を知らぬ君だ

だから何も教えなかったのに

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  • 非営利目的に限ります

二重神話トキアカシ

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投稿日:2023/12/19 22:01:46

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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