A
いなくなるから 数字を数えて
いなくなったら 鬼さん、探して
痛くないから いつもの笑顔で
意味はないのさ じゃれてるだけかな

B
もういっそ 暗くなって
夜になって 影になって
もう一歩 しなくなって
時が経って 馬鹿になって

S
箱庭の中で うたをうたうだけ
雨が降るだけ そこにあるだけ
夕暮れの隅で 頬を伝うまで
頬に降るまで そこに降るまで


A
いなくなるから 数字を数えて
いなくなるなら 順番変わって
痛くないとか 嘘なら黙って
意味はないから その目をつまんで

B
もういいよ いなくなって
透けちまって 無色だって
もういいよ 聞こえないね
どこいたって 見つけてって

S
鉄屑の中で 息を放つだけ
雨に鳴るまで ただ落ちるだけ
絶望のそばで 風が過ぎるだけ
指を切るまで そこに吹くだけ


S
箱庭の中で 歌をうたうだけ
雨が降るだけ そこに在るため
朝焼けの前で 頬を伝うだけ
君に降るだけ 流し切るまで

どしゃぶりの中で 息を繋ぐだけ
星が降る雨 そこにいるだけ
劇場の中で 音を掬うだけ
頬に降るまで ただ鳴らすだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

雨に鳴る

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ただそこにあるだけの音楽

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投稿日:2024/08/08 22:50:39

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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