チャチャ
奥伸之作詞作曲編曲
ちょうど4年前に
娘達が通学路の脇の小川で
弱った子猫を拾ってきた
どうしても飼いたいと
何度もお願いをした
娘達はその猫を
チャチャと名付け可愛がる
チャチャは直ぐに
娘達に懐いて甘え
父の返事も聞かず
家族になった
その頃の子供達は
お母さんを亡くしたばかりで
ぽっかりと空いた心
チャチャは塞ぐように
子供達の希望になった
ちょうど3年前
思い出ある家を離れ
引っ越しをした
チャチャは置いていかれたくないと
大慌てで車の窓から飛び乗ってきた
荷物運ぶ往復を
不安に思ったのか
運転する僕の
膝に必死ですがり
置いていかないでと
僕に訴えていた
勿論もうチャチャは
かけがえのない大事な家族で
抱きしめた温もりを
求めているのは
僕らの方だったのだから
チャチャと二人っきりの時
僕はチャチャに聞いてみた
子供達を見守る為に
帰って来てくれたの?
チャチャは喉を鳴らしながら
僕を見てニャーと鳴いた
チャチャは僕の灯りになった
オススメ作品
洞窟の奥を見ている
炎の影を追っている
振り返りたくもなかった
昼の月を観たくない
嘘の花がひとつ咲いた
程々に美しかった
枯れなければそれでいい
偽物でも別によかった
踊りのひとつも知らない
温もりも鼓動も要らない...ラ・ヴァルス

mtrika
眠りにつくとき ふと 聴こえた歌声
今でも 覚えています 君の歌声
もしも この指にまだ
君と わたしとを つなぐ 糸
どんな色でも かまわないわ
だから 夢で逢いましょう
覚えていますか 踊れずにいたワルツ
「いつか」が いつにも なれず 時が経ったね
もしも この指がまだ
君に 届くこと 許さ...夢路のワルツ

あべかわきなこ
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞

じん
If I realize this one secret feeling for you
I dont think i would be able to hide anymore
Falling in love with, just you
Tripping all around and not ...今好きになる。英語

木のひこ
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)

時給310円
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。

kurogaki
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