にじむ雲 ゆれる青空
きみはひとりで 歩きだしていた


すぎる季節 こぼれたのは
最後の ありがとう
交わらない ふたつの道
糸がそっとほどけた

追いつけない 違う歩幅
気付かされた 冬の日
望んだもの そこになくて
暗がる明日

ぼくはただ 見送るだけで
旅立つきみの 背中越しにほら
にじむ雲 ゆれる青空
きみはひとりで 歩いていくんだね


幸せとか 未来だとか
思うよりも遠く
あたまの底 褪せる音色
泡がとけて はじけた

伸ばしかけた ぼくの右手
いつもの癖 もう終わり
過去をすべて 消してくよな
降り積もるいろ

きみはただ 手を振るだけで
立ち尽くすぼく おいてかれていく
ぬくもりを 風がけしてく
ぼくはひとりで 歩いてゆくのかな
 

ぼくはひとりで
いつまでもずっと
きみがひとりで
行くその先に
いつか


ぼくよりも 上手にきみと
歩ける人が 現れればいい
それだけを 祈り続ける
雪が舞う夜 ただ少しさむいだけ
落ちてく夜

いつまでもずっと
忘れないから
さよなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

タイトル未定

作詞応募用に作った詞です。
肌寒さが伝わればいいなぁと思い、書きました。

閲覧数:190

投稿日:2011/10/02 23:36:54

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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