まだ覚えている
あの日の光景を
懐かしくなんてないよ
この道の元にあるだけ

足音が響く
風が抜ける部屋に
僕らの痕が残って
この先も変わらずにいて

優しい花が
苦しい汗が
まだ今を奏でていたくて
楽しい日々が
悲しい時に
早く覆い被さってほしいよ

3月の空
ひとつ重ねただけ
変わらないまんまの
僕ら 春を前に

足りないものは
いつだって無いんだ
満ち足りたこの身で
求め続けていく



まだ震えている
新しい空気に
指先触れる瞬間
この胸に届く騒めき

煩く跳ねる
高鳴る鼓動
まだ今に留めていたくて
穏やかな明日
想像しては
変わりゆく全てが愛おしいよ

3月の君
心ひとつ迷い
過ぎた日々の数を
思い 春を前に

前に前にと
突き進む心で
これまでの涙が
繋がる未来まで

今日を連れていけ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

3月の君

1:a-a-b-s-s
2:a-b-s-s

慣れない詞先で書きました。
この季節の寂しさが、いつかの強さに変わりますように。

閲覧数:123

投稿日:2024/03/25 18:54:15

文字数:353文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました