イントロ
此れはとある物語
紙芝居に纏めた駄文

A1
自我が成された 雨の下雑じり
字が滲み廃れた 傘の下
産声すら 雷鳴に交じり
人一人暮らせぬ 孤独の音へ

B2
黒き感情に 示された絵の先
母の愛を知らず 育った結末
居たい痛いの 言葉の意味すらも
父の教えを請わず 育った血路

S1
憎しみの連鎖を 今この手で
振りかざした手の奥で 走る衝撃
夕焼け空に染まる この世界に
膝を付き目を瞑り 走馬灯の波

この世界に 左様なら
誘(いざな)われる眠りと 紙を捲れ

A2
戦が絶えぬ 火の下悼み
逝くさの声に憚れ 幼き子
この世の希望を この地の浄化を
人一人守れぬ 灯(ともしび)を

B2
白き感情に 汚された絵の道
無知の知識の下 育った知識
嫌よ嫌よも 言葉の綾すらも
自称有識者は 耳を落とした

S2
憎しみの連鎖を 今この手で
紅く滲んだ掌で 最期の祈りを
夜空に光亘る(わたる) 命の悲を
膝を付き目を瞑り 走馬灯の波

また世界に 御挨拶
暗い眠りに誘われ 次へと進め

C1
一人称の世界を旅し 早何年
世界の崩落を また止めれず
また同じ世界を輪廻して 白昼夢
石灰の山へと 落ちて往く

大S
嘆きの連鎖を 今この手で
託された数々の 終焉(おわり)の先に
罪なき罪への 贖罪の名に
影の先の光を 悲劇の最期を

誇張の山岳 積まれた諸悪
蒼く滲んだ瞳で 最期の祈りを
視たい未体の 虚無の日を
水面(みなも)に映りこむ 空虚な世界

虚像世界への 初めまして
暗い眠りに誘われ 明日を拒め

アウトロ
此れはとある物語
惨めで悲惨な夢芝居

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ワンダーランドの夢芝居

作詞久々過ぎて、現実逃避したい('ω')

閲覧数:169

投稿日:2021/01/27 00:55:26

文字数:688文字

カテゴリ:歌詞

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