A
誰かに何かを 噛まれた感覚
滲んだ痛みを 今も覚えている
麻痺した頭を ぼんやり撫でてる
消えない耳鳴り ずっと奏でている

B
ノイズ かき消して 静寂目指して
息をする価値を 探している

S
鳴り止まないから 夜を歩く
冷たい温度が 足を砕く
凍てつく世界を 見下ろしては
神などいないと 街へ叫ぶ


A
誰かに何かを 盗られた感覚
ちぎれた紙屑 風に吹かれている
こぼした絵の具を ぼんやり見ている
言葉の重さに 首をかしげている

B
朝を 抜け出して 夜明けに背いて
終われない生に うんざりして

S
満たされないから 月をえがく
乾いた地面に 夢を馳せる
誰にも見えない 影の先へ
兎はいないと 肩を下ろす


C
絡まって 動けなくなって
人形の糸は 何を辿る?
絶ち切って 呼吸が開いて
声にもならない 声で歌う

S
鳴り止まないから 夜を歩く
冷たい温度が 足を砕く
凍てつく世界を 見下ろしては
神などいないと 街へ叫ぶ

満たされないから 月をえがく
乾いた地面に 夢を馳せる
誰にも見えない 影の先へ
兎はいないと 肩を下ろす


ひらがな

だれかになにかを かまれたかんかく
にじんだいたみを いまもおぼえている
まひしたあたまを ぼんやりなでてる
きえないみみなり ずっとかなでている

のいずかきけして せいじゃくめざして
いきをするかちを さがしている

なりやまないから よるをあるく
つめたいおんどが あしをくだく
いてつくせかいを みおろしては
かみなどいないと まちへさけぶ


だれかになにかを とられたかんかく
ちぎれたかみくず かぜにふかれている
こぼしたえのぐを ぼんやりみている
ことばのおもさに くびをかしげている

あさをぬけだして よあけにそむいて
おわれないせいに うんざりして

みたされないから つきをえがく
かわいたじめんに ゆめをはせる
だれにもみえない かげのさきへ
うさぎはいないと かたをおろす


からまって うごけなくなって
にんぎょうのいとは なにをたどる?
たちきって こきゅうがひらいて
こえにもならない こえでうたう

なりやまないから よるをあるく
つめたいおんどが あしをくだく
いてつくせかいを みおろしては
かみなどいないと まちへさけぶ

みたされないから つきをえがく
かわいたじめんに ゆめをはせる
だれにもみえない かげのさきへ
うさぎはいないと かたをおろす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Night walker

閲覧数:132

投稿日:2024/03/19 20:45:54

文字数:1,039文字

カテゴリ:歌詞

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