ざわつく心　なだめすかして
取り繕うのは　もうやめにして

怒り　恐れ　悲しみ　渦を巻いて
空気に溶け切れず　姿現すの
目を背けることすら　赦されずに
必死に飲み込んで　笑みを浮かべるの

何に怯えて　何に震える？
目を閉じてたら　わからなくなる

チャコールグレーの空を見つめて
深く息を吐いて
鼓動に耳すませて
青く見えた隣の海に
深く深く潜る
鼓動がほら遠のく

嬉し　楽し　喜び　すぐ忘れて
空気に溶け切って　姿消してくの
一息つくことすら　許されずに
必死に追いかけて　涙浮かべるの

何がしたくて　何がしたくない？
目を閉じてたら　わからなくなる

オリーブグレーの空に滲んで
深く影落とした
鼓動に耳傾け
蒼く染まった隣の海に
深く深く沈む
鼓動がほら薄れる

もう　泣かないで
ねえ　顔上げて

鼠色の空に抱かれて
深く息を吸って
鼓動に耳そばだて
碧く澄んだ海に包まれ
深く深く眠る
鼓動がほら鎮まる

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かな歌詞
※()内は1音に複数文字

ざわつくこころ　なだめすかして
とりつくろうのわ　もやめにして

いかりおそれかなしみ　うずをまいて
くきにとけきれず　すがたあらわすの
めをそむけることすら　ゆるされずに
(ひっ)しにのみこんで　えみをうかべるの

なににおびえて　なににふるえる
めをとじてたら　わからなくなる

ちゃこるぐれの　そらをみつめて
ふかくいきをはいて
こどにみみすませて
あおくみえた　となりのうみに
ふかくふかくもぐる
こどがほらとおのく

うれしたのしよろこび　すぐわすれて
くきにとけきいて　すがたけしてくの
ひといきつくことすら　ゆるされずに
(ひっ)しにおいかけて　なみだうかべるの

なにがしたくて　なにがしたく(ない)
めをとじてたら　わからなくなる

おりぶぐれの　そらににじんで
ふかくかげおとした
こどにみみかたむけ
あおくそ(まっ)た　となりのうみに
ふかくふかくしずむ
こどがほらうすれる

も　なかないで
ね　かおあげて

ねずみいろの　そらにだかれて
ふかくいきをすうて
こどにみみそばだて
あおくすんだうみにつつまれ
ふかくふかくねむる
こどがほらしずまる