「この頃雨ばっかり・・・天気ってば今が夏ってこと忘れているでしょ?」
リンが窓の外を見て、ため息をついた。
外は曇り空。灰色に染まっている。
「あーあ・・・これじゃあさ、好きな人とも出かけられないじゃん」
この一言に隣にいたレンとカイトが
「はぁ!?」
「・・・好きな人?」
と、疑問符を浮かべる。
「・・・・え、やだなぁ・・・好きな人は2人じゃないよ」
これまたさらりと爆弾発言に
「・・・え、別に僕はいいんだけど・・・レン君が」
「・・・・ん?レン、どうかした?」
「・・・その好きな人はってのはどこのどいつじゃーーーーーーーー!?」
レンはキレ気味だった。
「・・・・えーと、その人は金髪で後ろで髪括ってて見かけによらず熱血だったりして・・・」
というリンの言葉にレンは
「・・・・んん?もしかしてその人って・・・俺?」
レンの動きがきれいに止まる。
「・・・・・・さあね♪」
と言って走り去るリン。
「待てっ!リン!!」
追いかけるレン。
一人残されたカイトは
「はっきり言えばいいのにね・・・リンちゃんって自分のことになると奥手になるんだからね」
と呟いたのだった。
END
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