太陽も月も死んだ
そんな世界で
僕達に何が残されたんだろ

科学者達は
太陽を造るべく
日々研究を重ねていた

僕はといえば、
部屋の中で
人工の太陽と月を
ぐるぐる回して
瞬(またた)かせて
ひとり 引きこもっていた。

世界は暗闇
植物は枯れ
動物達は狂いだした
死体の腐臭が
漂う世の中
人は絶望し
全て放棄して
社会の機能は破綻した

僕はといえば、
人工の太陽を
部屋の中で照らして
月光の下(もと)で
古い本を
ひとり こもって
読んでいた。

科学者達は未だ太陽を造る術を見つけられないまま

腐敗した世を捨て、
ひとり 引きこもる。
僕にもやはり、
希望は無いまま。

ライセンス

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太陽と月と僕

世界が変わっても、僕の世界は変わらない。

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投稿日:2015/02/12 17:48:01

文字数:291文字

カテゴリ:歌詞

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