暗闇の水面を 星が照らし
細波(さざなみ)が寄せ 影を落とす
海に浮かんだ 歪んだ月に
そっと手を伸ばした

だけどそれは 近くて遠い
まるで帰れない あの日のようで
触れたらすぐに 泡となって
浮かんで消えた 蒼の中へ


今すぐ泣いて 忘れたいのに
私に涙は 流せない
だってここは 海の中
私はただの 一人の人魚




二人で歩いた あの道は
今ではもう 無いけれど
足跡並べた あの日々は
決して消えない 「道」なのです

今あなたは どこにいますか?
何をして 何を思う?
私が居たその場所に
新しい人は 居るのでしょうか?


今すぐ飛んで あなたの元へ
行きたいのに 行けないの
だって此処は海の中
私はもう 一人の人魚



ただ泣きたいのに ただ会いたいのに
どうして私は 出来ないの?

私にはもう、歌うことしかできないの?



あなたはもう 忘れたかしら?
私の事も 私の声も
でも、その方がいいのです
私が覚えているからね




今すぐ歌って あなたの元へ
この思いが 届くように
月と星に 願いを掛けて
泡に託して 水面へ飛ばす

歌う私は 一人の人魚

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

人魚の海

ピアプロに登録したんだから、何か書かないと! と思って即興で書いた物です。

故に突発的に書いた物です。ああー、意味が分からないよぅ。
恋なんてしたことないし、分からないので想像して書きました。おう、妄想は得意だじぇ!

りあるに未だ「恋人」は「変人」と書いてしまいます;
普段から「ファンタジーじゃないと書けない」と豪語しているので、人魚姫を使いました。
歌詞の改変については可能です。ご要望があれば、申しつけくだされば変更いたします。お気軽にどうぞ!

長いので1番のみとかでも曲をつけてくださると嬉しいです。短くできなくてごめんなさい。

ファンタジーか、これ?

閲覧数:196

投稿日:2008/03/19 16:39:45

文字数:493文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました