果てしない距離を歩いてきたんだ もうどれくらいになるか思い出せない
だけど距離も時間も何の名誉になることもない
長くて苦しい記憶だけ残り 後悔の度に足を掴もうとする
今は見ないふりしているけど きっといつか躓くだろう

旅人は謳う この世の不条理を
昔から変われないことばかりだ
それでも少しは前に進めたよ
まだ小さい一歩だけど

息を吸って吐いて 空を見上げて 手を伸ばして
距離は遠いけど いつかは君に届くかな?

旅の最中今まで見てきたもの 自然の物も人工物でさえも
所詮全部表層なんだ 深い地面の薄皮
きっとまだ真理に辿り着けていない どれだけ色んな場所を巡ったとして
所詮全部表層なんだ だけど地下に道はないよ

旅人は謳う 人の功績を
いつだって自分以上が存在する
彼らは今まで何を見てきたんだろう
僕だって同じ生物だ

息を吸って吐いて 空を見上げて 気付いたんだ
空の彼方に瞬く星を見つけたよ

旅人は謳う この世に果てはない
地下に限りはあるけど空は無限
僕らはいつだって何処までも行ける
失望するには早いだろう

息を吸って吐いて 空を見上げて
まだ旅は始まったばかり 気を抜かないで

息を吸って吐いて 空を見上げて 手を伸ばして
光を掴め いつかはきっと届くから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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マナ

閲覧数:143

投稿日:2019/05/28 20:42:07

文字数:543文字

カテゴリ:歌詞

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