何一つ変わらないまま
今も一人きりで 歩いてる
すれ違う後姿に
あなたの面影を 重ねて

戻らない過去を想う度
口ずさむ唄は
淡色に染まる 楔(やくそく)

風が吹き 景色を彩り
頬を紅く染めた 木の葉が
季節を漂う
刻を経て 踵を地に着け
背伸び立ちを止めた あなたが
季節に溶け込む

逢わない時間を覚えて
今も一人のまま 過ごしてる
柵(しがらみ)を振り解く度
あなたへ降り積もる 〝逢いたい〟

空回り過ぎた優しさが
常時に遺した
淡色に染まる 微笑み

風が吹き 景色を彩り
頬を紅く染めた 木の葉が
季節を漂う
刻を経て 蟠(わだかま)る想い
途切れた足跡と伴に
季節が深まる


想いを声(かたち)にせず 塞ぎ込む姿を 撫でるように

風が吹き 景色を彩り
頬を紅く染めた 木の葉が
季節を漂う
風の中 髪を靡かせて
季節に頬を赤く染めた
あなたが 咲いていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

meet again

恋人でも友人でも親子でも通じるような情景をイメージしました。
ただ決して失恋とか悲恋といった方面での別離ではないのは確かです。

舞台の時季が秋という事で、過去作の『秋舞曲―ワルツ―』に通じるものがありますね。
落ち葉の舞う並木道で、自分を見ながら踊っている少女との再会。
個人的にはその情景が一番しっくりくるかもしれません。

閲覧数:140

投稿日:2017/11/06 22:41:28

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました