明日が見えなくて 淋しくなるほどに
 温かい君の手に 包み込まれたくて
 今にも泣きそうで 濡れそうなこの袖に
 君に貰った時計が 時を刻んでる

 「いつまでも同じ時を過ごせるように」って 願ってたんだ
 あの冬の頃は
 別れ際に 繋いだ手の温もりが まだ恋しい

 忘れたくて 忘れられなくて 壊れそうで
 まだ前に進めやしない 寂しがりやの僕
 こんな日々が続くのならば
 あの日 僕から振っておけばよかった

 失くした心で 偽りを紡ぐ日々
 君ならこの世界に 色をつけてくれるかな

 「桜が咲いたら行こうね」って 言ってたんだ
 まだ青かった頃は
 でも今は その桜を一人きりで 見る それだけ

 隠したくて 隠せなくて 涙出そうで
 まだ引きずったままの 君との日々は遠く
 こんな思いをしてしまうなら
 あの日 僕から振っておけばよかったかな

 この恋は元々終わる気がしてたけど
 いざとなったら 足がすくんでしまって
 君にこんなことを言わせるなら
 僕が悪者になればよかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

初恋

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投稿日:2024/10/03 08:04:46

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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