教室の窓から
茜に染まりゆく
夕暮れ空を見てる
目線の先君がいて

いつもは隣の席
机に突っ伏して
居眠りしている姿
ただのクラスメイト

特には気にすることなんてない
関係が自分でも気が付かない
内に変わってた

茜色空の下
真剣な表情(かお)で白球(ボール)を
追いかけている君の横顔
目を離せずに君を見てた

白いユニホームが
泥で汚れていても
ライトに反射している汗が
キラリ輝き時を止めたんだ

見上げた空の先
教室の窓から
吹き抜ける風になびく
長い黒髪が見えた

いつもは隣の席
交わすのは挨拶
なんてことない会話
ただのクラスメイト

君以外夢中になる物なんてさ
たくさんあるはずなのにどうして
気になってしまうよ

炎天下空の下で
頭から離れない君
白昼夢なのか勝利の女神?
真夏が見せた蜃気楼だ

いくらスイングして
幻消し去っても
茜に映えるその黒髪が
一瞬にして時を止めたんだ

視線が次
交わる時にはこの気持ち
届くのかな

夏に魅せられた
恋の試合(ゲーム)結果は
堅い守りと強い打撃に
一進一退を繰り返してる

視線が合った瞬間に
試合(ゲーム)はもう終わっていたんだ
気づかぬうちにスリーアウトで
コールドゲーム君には敵わない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

コールドゲーム

学生の恋心を野球を題材に歌詞にしました。

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投稿日:2018/06/03 22:15:53

文字数:529文字

カテゴリ:歌詞

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