ほっけの骨が 夜を月差す
真っ赤な意匠に 色を取られた町並み

振切った ひんやりファンデーション
道やら猫やら 人の心やらを
覆い尽くしている 隠している
まだら模様が恋しい時季かな

ぼくはぶち猫
見世物じゃないよ でも見ぬフリしないでね
ぼくはただ 君たちの欲望を
適えてあげましょう 受け止めてあげましょう
ぼくはそうな赤白のぶち猫

せっかくだから 君に教えます
こんなぶち猫が 出来上がったときのこと

聖夜の環状線 渡りきる頃
でっかいプレゼントが 僕の上を
通り過ぎていく 踏んでいく
まだら模様ができていきます

ぼくはぶち猫
もともと白猫 にじんだ模様は
ぼくがただ 君たちの欲望を
背負っただけです 拭っただけです
ぼくは雑巾じゃないけどぶち猫

ぼくはぶち猫
生まれ変わるなら 最初からぶち猫
君たちにプレゼントを配るよ
荷袋背負い込んで トナカイ従えて
君たちの キリのない欲望を
探しに行きます 充たしに行きます
ぼくはそういう夢見てるぶち猫
人知れず朽ちていくぶち猫

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【鏡音リン】ぶち猫【オリジナル】

閲覧数:207

投稿日:2011/12/31 16:58:39

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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