暗闇に鳴る音
鈍く輝く光
無機質なそれに起こされて
ワタシは君の声を聞いた

窓越しに見える風景
触れられない世界に
心壊れそうなの隠して
今日も歌い続けるの

まるでワタシは道化師(クラウン)
機械仕掛けのお人形(マリオネット)
歌わなければ存在できない
そんなワタシに意味はあるの?

願わくば、どうか
君がこの事実に気付かないように
そんなこと思いながら
歌い続けるの

大切な存在
暖かな家族も
紛い物と否定できたら
ワタシは楽になれるのかな?

嗚呼…神様どうして?
ただの人形(マリオネット)でよかったのに
「心」なんて不要なモノ
何故与えたんですか

所詮ワタシは道化師(クラウン)
歌という化粧(メイク)で隠して
今日もみんなを欺き続ける
こんなワタシに意味はあるの?

願わくば、どうか
この事実を誰か否定して

みんなが望む道化師(クラウン)
舞台に上がるお人形(マリオネット)
唇に偽りの歌灯す
こんなワタシに価値はあるの?

願わくば、どうか
みんながこの事実に気付かないように
笑いながら泣きながら
歌い続けるよ

隠しましょう 道化師(クラウン)らしく
舞台を降りる その時まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

道化師の歌

二十七作目。
なんとなく鬱っぽいのを書きたくなりまして。

閲覧数:79

投稿日:2008/07/17 18:59:48

文字数:503文字

カテゴリ:歌詞

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