何も持たず 生まれた この世界
まるで 私は 案山子のように 
棒立ちで 過ぎ行く 日々に
逆らわぬように ゆらゆらと

君は待たず 見えなくなってしまった
羨むだけで 追う気もないな
段々 大きくなる光が 煩わしい

突然 目の前に現れた 少女は言ったんだ
夢を叶える旅をしませんか 

心は縛ったはずなのに
何故また 解いて 結んでを 繰り返すのか

傷付いてしまうから
御伽話はやめて
唯一つの 飢えが その夢が
時を凍らせてしまう

見え透いてしまうなら
大人気無い なんて言わないで
いっそ何も知らないままでいられたら
どれだけ良いだろう 

嘘を重ね 描いた この未来
余白ばかりで 虚しくなるな
後になって 色を足しても
キャンバスの印象は変わらないままだ
 
何時終わっても 良いからさ
こんな世界に未練はないからさって
顔して生きていられるのは 幸せだと知ってる

何故だか 目の前が真っ暗だ 少女は聞いたんだ
夢を叶える旅は終わりですか
心は無くしたはずなのに
何故まだ 開いて 閉ざしてを繰り返すのか

錆びついてしまうから
涙話はやめて 
この二つの目が その憂いが
また頬を濡らしてしまう
間違ってしまうから
今はまだいいなんて言わないで
いっそ何も見えないままでいられたら
どんなに良いだろう

その目が その耳が
夜に慣れてしまう前に
変わりたいと 願うままに
行きたい方へ 光る方へ

その口が その舌が
渇きに気付け無くなる前に
声を枯らして 呼んでよ
私の名前を

傷付いてしまうから
御伽話はやめて
唯一つの 飢えが その夢が
時を凍らせてしまう

見え透いてしまうなら
大人気無い なんて言わないで
いっそ何も知らないままでいられたら

錆びついてしまうから
涙話はやめて 
唯一つの 飢えが その夢が
僕を壊してしまう
消え去ってしまうから
今日はもういいなんて言わないで
いっそ何も知らないままで いられたら
どんなに良いだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

dorothy【歌詞】

dorothyの歌詞です。
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閲覧数:941

投稿日:2017/12/06 01:10:36

文字数:836文字

カテゴリ:歌詞

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