薄紅のバラも頬を染めるほど 美しい太陽の姫君
澄んだ空が陰り 黄金の髪が雪を纏う
幸せの国に冬を 引き連れてきたのは

金色が欲しいのだと 哮るライオン前に
姫君は言いました あなたの太陽になりましょうと

凍てつく月の瞳 白銀のライオン
雪に溶ける姿は 春を忘れ彷徨う
姫と氷の森へ 金の髪がたなびく
交わす約束は一つ 私の国に青い空を


砂色のバラに干からびた青 姫君の願いは届かず
春を前に黄金は消え 煙を集めた空
幸せを求めすぎたと 気付きもせずに

太陽は奪われたと 疑うこともなく
勇敢な一人の騎士が 姫君を捜して凍える森へ

冬を纏うたてがみ 白銀のライオン
溶けない氷の体 吹雪は悲しい叫び
氷の森と眠ろう 太陽はもういない
振り下ろされた剣 ライオンは赤に染まる


抱きしめれば温かい

凍える冬に消えた 白銀のライオン
雪に溶けた幸せ 優しい黄金の涙
春を閉じ込めた森 姫の眠る氷に 
刻まれた 誰よりも太陽を愛していると

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

hibernal twiling

http://piapro.jp/t/divp
こちらの曲に、歌詞を応募させていただきます

題名は、原曲のものと合わない歌詞を書いてしまいましたため、別の題をつけさせていただいております。

以下、ひらがなです。申し訳ありませんが、音符と字数のずれているものは( )でくくってあります。


うすべにのばらもほほおそめるほど (うつくしいたいようのひめぎみ)
すんだそらがかげり こがねのかみがゆきおまとう
しあわせのくににふゆお (ひきつれてきたのわ)

こんじきがほしいのだと たけるらいおんまえに
ひめぎみわいいました あなたのたいようになりましょうかと

いてつくつきのひとみ (はくぎんのらいおん)
ゆきにとけるすがたわ はるおわすれさまよう
ひめとこおりのもりえ きんのかみがたなびく
(かわすやくそくわひとつ) (わたしのくににあおいそらお)


すないろのばらにひからびたあお ひめぎみのねがいはとどかず
はるおまえにこがねわきえ けむりおあつめたそら
しあわせおもとめすぎたと きづきもせずに
たいようわうばわれたと うたがうこともなく
(ゆうかんなひとりのきしが) ひめぎみおさがしてこごえるもりえ

ふゆおまとうたてがみ (はくぎんのらいおん)
とけないこおりのからだ ふぶきわかなしいさけび
(こおりのもりとねむろう) たいようわもういない
ふりおろされたつるぎ (らいおんわあかにそまる)


(だきしめれば)あたたかい

こごえるふゆにきえた (はくぎんのらいおん)
ゆきにとけたしあわせ (やさしいこがねのなみだ)
はるおとじこめたもり ひめのねむるこおりに 
きざまれた だれよりもたいようおあいしていると

閲覧数:241

投稿日:2012/01/29 02:34:01

文字数:423文字

カテゴリ:歌詞

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