I miss you
キミは来ないとわかってるけど
ここで今も待ち続けてる

初めて出会ったのはそう
これぐらいの季節だったね
粉雪の降る街路樹を
手を繋いでふたり歩いた

寒い寒いと言いながら
白い炎を見つめてた
零れ落ちる雪はいつか
涙に変わってゆくんだ

ずっと一緒には
いられないとわかっていたの
君の隣には
やがて別の雪の華が咲く

注がれた愛は
収まり切れず溢れかえる
私の隣には
誰もいない涙の華が散る

I miss you
あの日のように戻りたいけど
右手は雪を溶かすだけ
光り輝く街は
ただわたしを見つめてる


あれからもう何年だろう
君の顔も声も全て
忘れてしまっただなんて
自分の心を騙してさ

街の灯りは眩しくて
この両眼を溶かしていくの
君のいない世界なんて
いらない いらない 消えてよ

暖かい冬は
戻らないとわかっていたの
君の隣には
やがて別の春の風が吹く

朽ち果てた愛は
捨てられずに身体を巡る
私の隣には
何も無い 涙の雨が降る

I miss you
君はいないとわかってるけど
まだ来るような気がするから
私は今もただ君をここで待ち続ける

足早になり 向かうイルミネーション
あのときの記憶がまた
邪魔をするから 動けないまま
スイセンの火が灯る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

六花の灯

閲覧数:137

投稿日:2019/01/31 18:22:16

文字数:549文字

カテゴリ:歌詞

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