夕日が沈んでく様　遮るものない
この場所を見捨てってった　奴らは言う
「終わりだ」と「もう無理」と　ムカつく言葉の
裏側なんて俺が　誰より　知っている

大した才能無い奴らが　(その実力を試すため)
大した努力しないままに　(その経験を生かすため)
外へと出て行くのが
裏切りじゃなきゃ何だよ！？(自然でも)

それでもあぁ　此処を見捨てない
俺一人になっても(貴方は一人で)
もう　とうの昔　覚悟してる　嘲笑わられても
光　もう　此処に無いのなら
光が溢れる場所に
輝く日　を待ちわびる　餓鬼じゃないと　空を睨む

闇夜に灯るものは　信号機の赤　(貴方の顔)
溜まり場だった店は　影すら無い　(痛みに歪む)
俺のためとそう抜かす　イラつく言葉を(その意味　どうか早く気付いて)
信じたら手に入る　未来を　蹴り捨てた

卑怯な栄光　要るわけない　(もう此処には　縛られず)
薄っぺらな錦欲しくもない(離れてって　いいんだよ)
この場所守るから
出ていったりするもんか！(いつまでも)

貴方はあぁ　此処見捨てられない
俺がどうなろうと(埋もれちゃ駄目だよ)
そう　千度叩きつける先は　仲間(アイツラ)か　未練(ジブン)か？　
願う　此処　消えないように
何時まででも残るんだ
素直に　そう吐いた言葉　いつの間にか　涙(ミズ)に霞む

貴方は　あぁ　解っている　聴こえている　本当の願望(コエ)


＜かな表記＞

ゆひがしずんでくさま　さえぎるものない
このばしょをみすててた　やつらはいう
おわりだともうむりと　むかつくことばの
うらがわなんておれが　だれよりしっている

たいしたさいのう　ないやつらが　(そのじつりょくを　ためすため)
たいしたどりょく　しないままに　(そのけいけんを　いかすため)
そとへとでていくのが
うらぎりじゃなきゃなんだよ　(しぜんでも)

それでもあ　ここをみすてない
おれひとりになっても(あなたは)
ひとりでも　とうのむかし　かくごしてる　あざわらわ　られても
ひかりも　ここにないのなら
ひかりがあふれるばしょに
かがやくひ　をまちわびる　がきじゃないと　そらをにらむ

やみよにともるものは　しんごうきのあか　(あなたのかお)
たまりばだったみせは　かげすらない　(いたみにゆがむ)
おれのためとそぬかす　いらつくことばを　(そのいみ　どうかはやくきづいて)
しんじたらてにはいる　みらいをけりすてた

ひきょうなえいこう　いるわけない　(もうここには　しばられず)
うすっぺらなにしき　ほしくもない　(はなれてって　いいんだよ)
このばしょまもるから
でていったりするもんか　(いつまでも)

あなたはあ　ここみすてられない
おれがどうなろうと(うもれちゃ)
だめだよそ　せんどたたき　つけるさきは　あいつらか　じぶんか
ねがうこ　こきえないように
いつまででものこるんだ
すなおにそ　はいたことば　いつのまにか　みずにかすむ

あなたはあ　わかっている　きこえている　ほんとのこえ