キミの手を取って走り出す
七百七夜悩んだ末の答えは
ただ一言の言葉になった

駆け出してたんだ
その想いに気づいた時
あまりにも恥ずかしくて

でも捨てきれなくて
抱えきれなくて
気づいたら釘付けなんだ

視線が合って歩み出す
七十七夜悩んだ末の答えは

「夜空を観に行こう」

何歩も引いた誘いを
キミは２つ返事で頷きながら
踊るように海を駆ける

打ち上げ花火が灯る
天の川揺らめく水面へ消える

見惚れ想いは伝えられなくて

わかってたんだその想いに
いつも見てるキミに興味が少し芽生えた

笑ってる顔も
怒ってる顔も

気づいたら釘付けで

肩並べて歩み出す
七十七夜悩んだ末の答えは
それほど多くはなくて

夜空へ弾ける那由他
星が照らし出した手に触れた

キミと手を取って走り出す
七百七夜悩んだ末の答えは
ただ一言の恋だった

「夜空を観に行こう」

一夏以上続く２人の
片想いが終わる

何度も過ぎてく夏を
キミと２人返事で笑いあいながら
踊るように海を駆ける

打ち上げ花火が灯る
天の川揺らめく水面に見える

キミの瞳と視線交わって
星空はもう映らなくて