一片どこかで花が咲く
知らずに私は息をする
一片どこかで花が散る
知らずに私は明日を見た
数えきれない星は回った
始めも終わりも知らないままで
数えきれない世界はあった
始めも終わりも知らないままで
行く当ても知らぬ流浪の風が
まだ見ぬ香りを運んできてた
このまま私もまだ見ぬ誰かに
伝える匂いは残せるだろか
永遠なれど時間を刻む
知らずに私は眠りについた
有限なれど無限は続く
知らずに私は夢を見た
数えきれない季節は巡る
始めも終わりも知らないままで
数えきれない雲は流れた
始めも終わりも知らないままで
行く当ても知らぬ流浪の風よ
新たな出会いに旅立つ空よ
まだ見ぬ誰かに渡せるように
咲かせた匂いは残せるだろか
茜色へと染まる大空
寂しさ以外の何かが匂う
優しい大地が茜に染まる
一つ涙が花へと伝う
行く当ても知らぬ流浪の風と
まだ見ぬ誰かの優しい香り
優しい涙を零せるように
素敵な匂いを残せるだろか
ひらがなVer
ひとひらどこかではながさく
しらずにわたしはいきをする
ひとひらどこかではながちる
しらずにわたしはあすをみた
かぞえきれないほしはまわった
はじめもおわりもしらないままで
かぞえきれないせかいはあった
はじめもおわりもしらないままで
いくあてもしらぬるろうのかぜが
まだみぬかおりをはこんできてた
このままわたしもまだみぬだれかに
つたえるにおいはのこせるだろか
えいえんなれどじかんはきざむ
しらずにわたしはねむりについた
ゆうげんなれどむげんはつづく
しらずにわたしはゆめをみた
かぞえきれないきせつはめぐる
はじめもおわりもしらないままで
かぞえきれないくもはながれた
はじめもおわりもしらないままで
いくあてもしらぬるろうのかぜよ
あらたなであいにたびだつそらよ
まだみぬだれかにわたせるように
さかせたにおいはのこせるだろか
あかねいろへとそまるおおぞら
さびしさいがいのなにかがにおう
やさしいだいちがあかねにそまる
ひとつなみだがはなへとつたう
いくあてもしらぬるろうのかぜと
まだみぬだれかのやさしいかおり
やさしいなみだをこぼせるように
すてきなにおいをのこせるだろか
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