少し昔のこと 寒い風の日々
憂鬱な毎日でも変わる気もなくて
君が好きだと言ったあの歌みたいに
今もこの世界に響いているだろうか

あの日の衝動なら今も糧にして
となりで笑いあえる そんな夢を見て
冷える部屋 片隅
震えるその手で
紡いだ言葉はまだ部屋の中

10月ならコーヒー また飲んで
憧れには遠ざかるばかりで
君の声がまだ聞こえていたこと
それに甘えていたんだ

言いたいことは特にないよ 伝わらないから
伝える努力がいること 知らなかったから
めんどうは目をそらして 上手くいかないって
心の底では 本当はわかっていて

少し昔のこと 寒い風の日々
憂鬱な毎日でも心地よかったから
君が好きだと言ったあの歌みたいに
不器用でいいから 真剣に生きたい

10月ならコーヒー また飲んで
あの感情ならその度思いだす
君の声が遠く掠れていくこと
気づかないふりをしていた

10月ならコーヒー また飲んで
憧れならもう見えない遠くへ
君の声も思いだせないくらい
時は流れたようだな

それでもまだ続く世界に立っている
10月なら
君の声と香るコーヒーの色

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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10月とコーヒーと10年前

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投稿日:2025/12/25 00:03:44

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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