風花舞う花君の衣と
風色花色私の心
簪白粉月光の下
夜風に浮かれて衣が舞った

隣に君と 見上げた紺青
三日月一つ 瞬きゆく

君が揺らす細い弦に落ちゆく花びらが
夜に白く吹かれて
舞う風花吹雪
今 この手の中


風花舞う花君の心よ
風色花色私の衣
三味線絹糸夜の帳と
月の影を踏む心が舞った


君と隣で 眺めた淡紅
小さな鳥が 羽ばたきゆく


私が手に掴みとった小さな花びらが
夜に毅く吹かれて
舞う風花吹雪

花の様に芽吹いて咲くあかい心の中
君の微笑みだけで
舞う風花吹雪
今 その手の中


私と君 初めて咲く 淡紅色の花
夜に毅く惹かれて
咲く風花吹雪 と

君が謡い 弦を弾く 私は浮かれ舞う
君と慕うこの夜
舞う風花吹雪
今 実がなりゆく

読み




かぜはなまうはなきみのころもと
かぜいろはないろわたしのこころ
かんざしおしろいげっこうのした
よかぜにうかれてころもがまった


となりにきみと みあげたこんじょう
みかづきひとつ またたきゆく


きみがゆらすほそいげんにおちゆくはなびらが
よるにしろくふかれて
まうかぜはなふぶき
いま このてのなか


かぜはなまうはなきみのこころよ
かぜいろはないろわたしのころも
しゃみせんきぬいとよるのとばりと
つきのかげをふむこころがまった


きみととなりで ながめたうすべに
ちいさなとりが はばたきゆく


わたしがてにつかみとったちいさなはなびらが
よるにつよくふかれて
まうかぜはなふぶき

はなのようにめぶいてさくあかいこころのなか
きみのほほえみだけで
まうかぜはなふぶき
いま そのてのなか


わたしときみ はじめてさく うすべにいろのはな
よるにつよくひかれて
さくかぜはなふぶき と

きみがうたい げんをはじく わたしはうかれまう
きみとしたうこのよる
まうかぜはなふぶき
いま みがなりゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

風花吹雪

http://piapro.jp/content/6nja9g5xg9m8fvkn
の曲を聞いて思わず書いてしまいました。
イメージとして遊女と太鼓持ち、大正の女学生と書生さんがうかんだのでそのように書いてみました。
題名・内容共に改変自由です。
最後の一文は少し悩みました。今実がうれるとか実が成る、などの候補の中からミクの歌っている部分を重視して選びとりました。

閲覧数:154

投稿日:2010/04/05 23:12:37

文字数:797文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました