街を包み込む華やかな電飾
甘い焼き菓子の香り漂う夜
喜びの歌が満ち溢れる中
一人きりで
メモの残るテーブル暗い部屋
唇を噛み自分を抱きしめる
「期待なんてしてないわ」
憧れていた
欲しかった
だけども手に入らないから
誤魔化すの
「私にはふさわしくない」
自分を抱きしめて小さくなる
幼い記憶がまた蘇ってく
赤い服の翁はいないと知ってる
金の飾りを捨てて蹲る
「奇跡なんて起きはしない」
憧れていた
欲しかった
だけども手に入らないから
目を背ける
「私にはふさわしくない」
憧れている
まだ望んでる
だけども手に入らないから
心を凍らせて吐き捨てる
「私にはふさわしくないもの」
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想