空を駆けてく　想い　風に乗って
水面に　浅黄色の　霧が立ち込む
旅の行方　どこへ　行きたいの？
右手を伸ばして　指し示してくれた
この旅が終わったら　そこには何が待つ？
慈愛で抱いてくれる　あたたかい　場所へ　行ける？
今飛び立つの　躍動と快感から
想いを押し出してくれる　熱い愛の塊は
吹き抜ける命の　産声の風となって
細い水の走る　谷を抜けていく

朝焼けに飛ぶ　鳥は　骨を折った
シルクに　抱いてやって　無事をささやく
二つの想い　一つ　になるために
飛ばずに休んで　互いをたたえ合う
旅は終わったのかな　見えない　旅だから
たびをみおくって　両親は　永久に　待った
今探してる　受け入れてくれる場所
それは礼・愛・痛み・夢　この旅の到達点
無重力の海で　刺客から逃げるため
選ばれたものしか　その先　行けない

命始まる　その鼓動は未だに無い
続く角から流れ星　やっと来てくれたんだね
生命の回旋に　運命の二人出会う
そして右手を合わせ　新たな命をはぐくむ






そらをかけてく　おもい　かぜにのって
みなもに　あさぎいろの　きりがたちこむ
たびのゆくえ　どこへ　いきたいの
みぎてをのばして　さししめしてくれた
このたびがおわったら　そこにはなにがまつ
じあいでだいてくれる　あたたかい　ばしょへ　いける
いまとびたつの　やくどうとかいかんから
おもいをおしだしてくれる　あついあいのかたまりは
ふきぬけるいのちの　うぶごえのかぜとなって
ほそいみずのはしる　たにをぬけていく

あさやけにとぶ　とりは　ほねをおった
しるくに　だいてやって　ぶじをささやく
ふたつのおもい　ひとつ　になるために
とばずにやすんで　たがいをたたえあう
たびはおわったのかな　みえないたびだから
たみをみおくって　りょうしんは　とわに　まった
いまさがしてる　うけいれてくれるばしょ
それはれい・あい・いたみ・ゆめ　このたびのとうたつてん
むじゅうりょくのうみで　しかくからにげるため
えらばれたものしか　そのさき　いけない

いのちはじまる　そのこどうはいまだにない
つづくかどからながれぼし　やっときてくれたんだね
いのちのろんどに　うんめいのふたりであう
そしてみぎてをあわせ　あらたないのちをはぐくむ