『リア』

僕は 愛 愛 愛を知らない
ボンクラな夢に溺れていった
愛されたってなんにもないよ
ここにはもうないよ

僕はこの世界で
生きていいのかな

宛もなく外に出た
忙しないリーマン
腕組み微笑む二人と

げらげらと笑う声
制服の海に溶ける
この世に溢れる全部は
僕のifだったのかな

いつだってそうじゃないか
幾度と無くミスリード
同じ過ちを繰り返そうと気付かない

後悔、されど戻れないし
過去を嘆いても変わらない
「未来なんて諦めてしまえよ」
なんて、言えないよ

僕は 愛 愛 愛を知らない
ボンクラな夢に溺れていった
愛されたってなんにもないよ
ここにはもうないよ

燦然と輝いていた
記憶の隅で 君の夢を見ている

「散々だ」って泣いて
そんなのも忘れて笑い合って
人生なんてうんざりだって
振り回してたっけな

眩むネオンライト
視界が歪む
今、僕は生きてる

鏡を見つめる 自分に問う
こんなはずじゃない、はずじゃなかったと
闇に溶けて無くなりそうな そんな思いで
遡ろうとする程 真実と知る

人生は常に選択の連続であり難儀だ
意思を持ち、道を拓き
今の僕へ導いた

寄り道回り道遠回りして
違えたはずの答えも
全部、全部、全部、
きっと僕の生きた証だったんだよ

僕の生きた証だったんだ

僕は 愛 愛 愛を知らない
ボンクラな夢に溺れていった
愛されたってなんにもないよ
ここにはもうないよ

燦然と輝いていた
君の隣でまた
笑い合えるように

愛 愛 愛 を知らない
ボンクラな夢に溺れた僕が
僕自身を愛せるように
その日が来るように

そっと吐き出してさ
見えた世界は
あぁ、酷く輝いていた

頬を伝っていく

明日も、生きる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

リア_歌詞

閲覧数:113

投稿日:2023/12/24 12:06:24

文字数:731文字

カテゴリ:歌詞

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