祈冬 / 初音ミク
開けた窓の外はもう冬が深くなって
僅かに燻る熱は外を羨んでいる
苦しくて胸の奥 冷ますよう
凍て付く空気を深く吸い込んで
『雪が似合う』と ふと溢した
おかしくて笑っちゃうよね
触れた雪が 溶けてしまっても
あなたを 忘れることはもうないのでしょう
刹那、どうか届いて欲しい想いで
真っ直ぐに ただ手を伸ばす
もし声が枯れて出なくなっても
わたしは 懲りずにあなたを想い描くでしょう
雪花 白く染めて 解いて
冬空なぞるように
ずっと祈っている
悴んだ手を握りしめて
凍える花びら 色付くままに散り行くの
雪はそれすら埋め尽くして
初めから無かったように
風が冷たく 吹きつけては
あなたを思い出し溢れる六花(むつのはな)
儚く遠い 行き場の無い想いは
真っ直ぐに ただ前を向く
もし明日が怖くなってしまうのならば
わたしはあなたの手を握り温めるでしょう
雪花 白く染めて 解いて
冬空に舞い落ちてゆく
手を取って 降り頻る雪の中
駆け出して 芽を出した春へと
『また此処で』
なんて全部嘘だよ ごめん 忘れて
冬空なぞるように
ずっと祈っている
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kurogaki
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