ああああああああああああああ

A
頭の中に響くノイズ
また誰かが息絶えたようだ
人の死に際がわかるこの能力
毎日ずっと絶対響いてる

B
始まりは僕のかわりに友人が
車に轢きずられて
アスファルトに飛び散った血を見て
吐き気とノイズが同時にきた

A
その次は確か僕の幼馴染み
突然目の前で血を吐いた
次はクラスの子また目の前で
手足を痙攣させ息絶えた

C
呪われた子忌むべきは祖
身に覚えの無い前科が転ばせる
待って待って僕は違う
証拠なんて一つもないけれど
だから早く此処から出して
そうしないとほらまたノイズが
頭を貫く

S
あぁ、もう少し早く
こうしてればよかった
何時も最低な僕が笑う
たびに誰かが涙を流している
最低な僕が病気にかかれば
誰かが元気になる
あべこべな逆さまの人生
身に起こりそうになったことでも
誰かが不幸になるそんな
何の得もないなら
僕が消えた方がいい
だって逆さまなんだろ？