降り出した雨は寒さの中で 形を残す雪になるでしょう
振り払うことが出来たなら 固まることもないのでしょう
黒い夜にも白い吐息が 音もなく宙に舞う空の中
月の光で反射する雪 冷たい冬がまだ終わらない
積もる言葉も伸びる氷柱も 雪が溶ければ春になる
こんな季節に出会わなければ 花はすぐに咲いていたでしょう
厳しい風、吹き荒れる心は白いはずなのに
桜吹雪、舞い上がる姿は白く見えるのに
少しだけ、ねぇ少しだけ 優しくなれたらいいのにね
誰かをそっと抱き締められる 誰かときっと慰め合える
包み込まれる春風のように 優しくなれたら平和になるのに
少しだけ、もう少しだけ 優しく会えたらいいのにね
右手左手を繋ぎ合わせて 笑顔で言葉を紡ぐことが出来たら
桜のように咲き誇れるから 舞い散る涙も優しくなれる
降りやまぬ雨を傘が弾いた ゆっくりと水溜りの上を歩く
舞い上がる水が濡らすから 急いだら誰かを濡らすだろう
涙を傘では弾けない 拭う指は傘を掴んでる
冷たい雨が形を残す 雪が降り積もった
寂しい世界、白だけの世界 寒さに震えて熱が奪われる
悲しい正解、自己だけの聖火 誰かを温めることが出来たら
少しだけ、ねぇ少しだけ 優しくなれたらいいのにね
誰かの肩を支えられたら 誰かの声を分かり合えたら
温かな春の陽だまりのように 優しくなれたら平和になるのに
少しだけ、もう少しだけ 優しくできたらいいのにね
肩を並べてそっと歩いて 濡れないように傘を支え合って
囁くような声で触れたら 舞い散る言葉も優しくなれる
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想