思い出したりなんかしない。
だって本気で好きだから。
好きで好きで好き過ぎて
頭がおかしくなりそうなの。
_
「ルカ、話があるんだけど。」
コイツがこんな真面目な表情をするのは
本当に珍しい。
一緒に住んでいても
そうそう見ることはできない。
なんかもう、嫌な予感しかしない。
「・・なによ。」
「俺らさー・・」
ほらきた、別れ話だ。
ドラマでも最近は
こんなベタな展開ないわよ。
「結婚しようか。」
「そうねー・・・」
って、え?
これもまたベタな!
「え、ちょっと待って。
今のってプロポーズよね?」
「そーだけど?」
「さらっとしすぎじゃない!?」
「そーお?」
「てかなんで今!?
いい雰囲気でもなんでもなかったわ!」
「えー、だめかぁ・・・」
「・・いいわ。」
「結婚してあげる」
「じゃあ、改めてヨロシク★」
「よろしく^^」
やったー!
素直にまじ嬉しい!
まぁ、もうちょっと
演出が欲しかったけど。
がくぽのお嫁さんかぁ・・//
「うし。じゃぁ、ちょっくら
出かけてくらぁ。」
「へ?」
「いってきます」
バタン
・・・
ブチッ
なんなんだぁッ
あの男はあぁああ!!
婚約してその直後に遊びに行くたぁ
いい度胸してるじゃない!
でも前に後追って探し回ったら
迷子になって迷惑かけたし
追わないけど!追えないけど!
でもさー
なんかもっとあるじゃん。
あんだけさっぱりした
プロポーズだったんだから
「じゃあ、指輪買いに行くか」
とかくらいまであっさりしろやああああ!!
ガミガミガミガミ・・・
次の日の夜。
まだ帰って来ない。
オカシイ。
めーこに聞いてみるか。
プルルルルル『はい。』
「めーこ?ルカよ、
がくぽ、お邪魔してない?」
『え・・?
ルカ・・聞いてナイの?』
「は?」
『がくぽ・・
病気で昨日から入院してるのよ』
意味が分からない。
だって昨日の朝、
私たちは婚約した。
「なん・・で・・・?」
『ルカ?
明日一緒に面会行こ?』
「うん・・。」
『うん、だから安心・・
はできないか。
とにかく早く寝なよ?』
「うん、ありがと。じゃあね。」
まだよく理解出来ない。
とりあえず
めーこに言われた通り早く寝よう。
もう、考えたくない。
【ぽルカ小説】 ドラマなんかより -前篇-
おひさしぶりだす。
思ったより長くなっちゃったので
前後篇でお送りします。
ごゆっくり^^
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思えば...巡り、環り、めぐり続く

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