※めーちゃんがカイトで暇つぶししたいようです。
「カイトー」
「なーにー?」
「カイトくーん」
「その呼び方、懐かしいね。」
「バカイトー」
「え…罵倒?」
「弟君ー」
「……弟って…俺ら年齢設定ないのに…」
「青いヘンターイ」
「めーちゃん!!?何で、いきなり変態扱いなの!!?(まさか、‘アレ’がバレたのか!?いや、‘アッチ’かも…いやいや、バレてたら既にメッコメイコにされてるハズだし…)」
「青いのー」
「色だけ!!?」
「見覚えのある青い布ー」
「もはや俺じゃないもの指してるよね?」
「マフラー」
「いや、あのね…本体とか、よく言われてるけどさ…マフラーはマフラーであって俺では無いからね?」
「…」
「……」
「………」
「あの…めーちゃん?さっきからどうしたの?」
「ネタが尽きた」
「ゴメン。話がみえない。(普段しっかり者なのに時々すごいボケるんだよな…咲音時代の名残か?まぁ、萌えるけど)」
「カイトの呼び方レパートリーの復習」
「そんな復習はいらん。」
「暇すぎて死にそうなのよ」
「………………楽しかった?」
「うん。カイトの反応が。」
「ああ、そう(俺は玩具かよ…可愛い笑顔だから許すけど)」
「怒ってる?」
「怒ってないよ。めーちゃんを楽しませられたなら俺は嬉しいし♪」
「え、カイトってMなの?」
「違います。(どっちかって言うとSだし。)」
「ほんとぅ?<疑いの眼差し>」
「何なら試してみる?(性的な意味で)」
「え…私、Mじゃないから痛いの嫌いよ?(DV的な意味で)」
「痛くはしないよ?(焦らし&言葉攻め派だからね)」
「そうねー…試さなくていいわ」
「…めーちゃん」
「あ、新しい呼び名思い付いたわ」
「本当にフリーダムだね!!」
「かー君!」
「なんなの?その自信作とでも言いたそうな素晴らしい笑顔は。その呼び名は凄く微妙(と言うか断固拒否したい。)」
「じゃあ、かーちゃんは?」
「絶対嫌だ!!それじゃあ、お母さんって意味になっちゃうし!!?」
「アンタお母さんみたいだし、ピッタリじゃない?」
「俺は男だからね?」
「知ってるわよ?」
「う゛ー…なら、ちゃんと男扱いしてよ」
「あら、私の中ではカイトは初めから男扱いよ?」
「本当かなぁ…」
「一緒にいると何故かドキドキする」
「え//?!!」
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