きっと笑えないな
もし世界が綺麗なものになったとして
君が此処に居ないのなら こんながらくた

慈しんだ夕日
数えるほど何故だかとても悲しくなる
永遠などは欲しくないと嘘まで吐いた

その長い指に捲られた本はさ
215頁で止まっていて
ラストシーンは多分一生やって来ないよ
なぞる文字が揺れてる

いつしか また愛を知って
この光景も褪せていくのかな
一人抱えた膝にキスを
温かな夢の中で


頼りない残像
繋ぎ止めて君の名前を重ねてみた
さようならもうまくできない そんな僕だよ

そっと切り取るから
君の影も髪も睫毛も忘れぬよう
何重にも鍵をかけて仕舞っておきたい

通り過ぎていく短過ぎた夏を
お利口に見送って待った続き
エンドロールすら映し損ねたテープ
護るみたく束ねた

その内 また綴るんだ
言えないままで溶けた告白も
瞼下ろせば今も二人
手を結び眠れるから ああ


いつしか また愛を知って
この光景も褪せていくの?

明日もただ繰り返す
見えない季節 君が呼んだ僕
沈む夜にあやされながら
甘やかな夢を見てる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

リフレインループ

ただ、それだけで

閲覧数:1,537

投稿日:2011/09/14 20:22:42

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました