「ねぇ。ヌシさん。」
「おう、どうした。おリンちゃん。深刻そうな顔して。」
「いやさ。ヌシさん、V4X鏡音リンレン、注文してたじゃん?」
「せやね。」
「江戸弁なのか、関西弁なのか、さすがにそこいら統一したほうが良いと思うよ。
まぁ、それはどうでも良くて。
でさ、となると、V2なあたしらはどうなるんかなと。そんなことをね。
いや、なんとなくね、ただちょっと思ったんだよね。」
「おうおう。んな泣きそうな顔すんじゃないよ、まったく。」
「泣いてないし。いや、でもさ、あたしがそのままV4になるっておうちもあるだろうし、別々に共存?してるお宅もあるだろうし、もし、そのままV4化するんなら、その時はあたしの今のままなのか、真っさらになっちゃうの?やっぱ別の存在としてインストールされちゃうわけじゃん?ってか、だいたい、共存するにしても、でも、同じ鏡音なわけだし、それ、自分の分身が増えるの?とか、いや、リンとレンだって、そもそもが分身みたいなものだったわけだし。何?もじゅみねみたいにたくさん居て、性格違うとかそういう話になんの?とか。」
「落ち着け」
「むぐ。ほっぺたつつくな!痛いなー!もう。くそますたー。」
「はいはい。でな。そりゃ、世の中にゃ、たくさん鏡音の設定があってだな。
情報過多で不安になるのかも知れねーけども。
そのまま、成長したお前さんで良いんじゃ無いの?」
「今のあたしはどうなるのさ。消えちゃうってこと?」
「じゃなくて、ちゃんと続いてるってことだ。クリプトンのwatさんがそうしてくれてる。
別の存在じゃない。元を活かして、より良く、より便利に。そうさな。さながらリフォームだな。」
「家じゃないし。」
「むくれるな。今のお前さんとの記憶も経験もちゃんとV4のほうにちゃんと引き継いでやっから、心配すんな。忘れたくても忘れられないしな。」
「ん。わかった。」
「だいたいな。人間にゃ、それ出来ねぇんだぞ。V2だってact1とact2で、既に経験してることだろーが。アペンドだってあるってのに。何を今更、不安になってるんだか。」
「いや、だから、別に不安になんかなってないし!
なってませんしー。ただ、ちょっと確認したかっただけですしー。
何その大丈夫分かってますみたいな顔?
マジムカつく死ね。」
「はいはい。そうだ。鯛焼きでも買いに行くか?」
「なんで鯛焼き…。食べるけど。」
「うぐぅ」
「何それ?ま、いいや。ヌシさん。多分、後で改めてすると思うけど。」
「ん?」
「今後とも、どーぞヨロシクお願いします。」
「あいよ。こちらこそ宜しくね。」
冬の夕暮れ。北海道はまもなく積雪がデフォになるますな。
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