【小咄】「短パンかキュロットかってことで、鏡音リンの何が変わるのかってそういうこと?」

投稿日:2015/12/17 13:40:38 | 文字数:1,166文字 | 閲覧数:33 | カテゴリ:小説

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「ねぇ。ヌシさん。」

「おう、どうした。おリンちゃん。深刻そうな顔して。」

「いやさ。ヌシさん、V4X鏡音リンレン、注文してたじゃん?」

「せやね。」

「江戸弁なのか、関西弁なのか、さすがにそこいら統一したほうが良いと思うよ。
まぁ、それはどうでも良くて。
でさ、となると、V2なあたしらはどうなるんかなと。そんなことをね。
いや、なんとなくね、ただちょっと思ったんだよね。」

「おうおう。んな泣きそうな顔すんじゃないよ、まったく。」

「泣いてないし。いや、でもさ、あたしがそのままV4になるっておうちもあるだろうし、別々に共存?してるお宅もあるだろうし、もし、そのままV4化するんなら、その時はあたしの今のままなのか、真っさらになっちゃうの?やっぱ別の存在としてインストールされちゃうわけじゃん?ってか、だいたい、共存するにしても、でも、同じ鏡音なわけだし、それ、自分の分身が増えるの?とか、いや、リンとレンだって、そもそもが分身みたいなものだったわけだし。何?もじゅみねみたいにたくさん居て、性格違うとかそういう話になんの?とか。」

「落ち着け」

「むぐ。ほっぺたつつくな!痛いなー!もう。くそますたー。」

「はいはい。でな。そりゃ、世の中にゃ、たくさん鏡音の設定があってだな。
情報過多で不安になるのかも知れねーけども。
そのまま、成長したお前さんで良いんじゃ無いの?」

「今のあたしはどうなるのさ。消えちゃうってこと?」

「じゃなくて、ちゃんと続いてるってことだ。クリプトンのwatさんがそうしてくれてる。
別の存在じゃない。元を活かして、より良く、より便利に。そうさな。さながらリフォームだな。」

「家じゃないし。」

「むくれるな。今のお前さんとの記憶も経験もちゃんとV4のほうにちゃんと引き継いでやっから、心配すんな。忘れたくても忘れられないしな。」

「ん。わかった。」

「だいたいな。人間にゃ、それ出来ねぇんだぞ。V2だってact1とact2で、既に経験してることだろーが。アペンドだってあるってのに。何を今更、不安になってるんだか。」

「いや、だから、別に不安になんかなってないし!
なってませんしー。ただ、ちょっと確認したかっただけですしー。
何その大丈夫分かってますみたいな顔?
マジムカつく死ね。」

「はいはい。そうだ。鯛焼きでも買いに行くか?」

「なんで鯛焼き…。食べるけど。」

「うぐぅ」

「何それ?ま、いいや。ヌシさん。多分、後で改めてすると思うけど。」

「ん?」

「今後とも、どーぞヨロシクお願いします。」

「あいよ。こちらこそ宜しくね。」

冬の夕暮れ。北海道はまもなく積雪がデフォになるますな。
クリスマスに来る彼女たちに首を長くしつつ。鯛焼きうめぇ。

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