A
穢れた両手で 掬い上げた月夜は
少しも変わらず ただそこにあるだけで
偽り 幻 それでもいい わかってる
綺麗なものには 触れられない
B
可哀想なのは誰? 寂しげな眼差しが揺れる
突き刺さる言葉なら ごめんねなんていらない
やけに冷たい 心の記憶
通り過ぎた傷跡はまだ
S
誓いのような 祈りのような
君の声が 染み込む空
涙声が 零れ落ちて
光を 滲ませていく

可哀想で 愛おしくて
触れたい 抱きたい
こんな僕は 消えたらいい
言ってよ 言ってよ

A
砕けた心を 掻き集め見つめては
悲しい温度の 体に爪を立てる
どうして どうして 届かないと 知りながら
笑顔をくれるの こんな僕に
B
ひとりで歩いていく 優しさも虚しさも知らず
何も傷つけないで 生きられる人生なら
君に触れても 許せたはずさ
たとえそれが僕の指でも
S
終わりのような 始まりだね
君の声は 震えていた
戻れないよ それでいいよ
光が 遠ざかってく

笑う君に 縋りついた
死にたい 消えたい
こんな僕は もういらない
言ってよ 言ってよ

S
誓いのような 祈りのような
君の歌が 響いた空
キスの雨が 僕に触れた
瞬間 全てが終わる

痛みだけの 最後だった
それでも それでも
こんな僕を 愛してると
言ってよ 言ってよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

禁忌

閲覧数:1,158

投稿日:2017/07/09 19:04:14

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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